月を見上げる
月の満ち欠けと自分の波長が合い始めるとき、それは、自然とつながり始めるということです。輝きながら空に浮かんでいるように見える月は肉眼で見ても、その素晴らしさがわかります。
毎月、毎年、月を見ていると、月のサイクルやリズムが感じられるようになり、私たちはみな、何かもっと大きな存在の一部なのだということを思い出させてくれます。
月のサイクルと同調し始めるということは、宇宙や自然とのつながりを感じ始めるということなのです。
21世紀を生きる私たちは、それらと遠く切り離されがちです。だからこそ、屋外に出て神秘的な月を眺め自然と関わることは、真の癒しともなるでしょう。
月の暦
月とつながる上で最も大事なことは、今見ている月が、月の周期の中で、8つの「月相(月のかたち)」のうち、どれに当たるのかを常に認識することです。
月は「新月」から「上弦の月」、「満月」へと、形を変えていくように見えますが、実際に変化しているのは、太陽と地球に対する月の位置です。
図は、29日半の周期の中で、月がどのように変化するのかを示しています。
(図に示されている角度は、地球から太陽へ、そして地球から月へ、線を引いた時のものです。つまり、0度の時は新月となり、その後、地球を180度回ると満月となります)。
ヤスミン・ボーランド著「Moonologyムーンオロジー-月のリズムの魔法を活用する」(株式会社JMA・アソシエイツ発行)の中で彼女が語る「月相」について、さらに学んでみましょう。
<新月について>
- 将来の夢の種まきをする時期です。
- 鎮静の月*の1日〜3日半後に始まります。
- 新月のキーワード:真っ新の状態、可能性、夢です。
*バルサミックムーン・・新月直前の細い弓状の月
<三日月について>
- あなたの夢を探求しましょう。
- 三日月は新月の3日半~7日後に始まります。
- 三日月のキーワードは、勇気、前進、信じる気持ちです。
<上弦の月について>
- 目的に向かって真剣に取り組む時期です。
- 新月の7日〜10日半後に始まります。
- 上弦の月のキーワードは、挑戦、自信、決意です。
<十三夜月(満ちていく月)について>
- その道に留まってください。
- 新月の10日半~15日後に始まります。
- この月相のキーワードは、微調整、磨きをかける、順応です。
<満月について>
- 今後の行方が決定する時期です。
- 新月の15〜18日半後に始まります。
- 満月のキーワードは、:結果、許し、感謝です。
ヤスミン・ボーランドの著書「Moonologyムーンオロジー-月のリズムの魔法を活用する」(長井千寿訳:株式会社JMA・アソシエイツ発行)から抜粋
今夜、ぜひ月を見上げてみてください。